ピックアップひとつって言いましても、その取り付け位置で、ずいぶんと音質が変わります。ハーモニクスが際立つ所を忠実にトレースすれば、ストラトキャスターの一番ブリッジ側のピックアップのような角度になると言う話もありますが、まあ、デザイン的に納得いかないのは、基本NG!
飽きちゃいますしね!

 しかし、デザインも機能も、50年代に生まれ、10年かそこいらで、後のエレキギター製作者が、新しく、良い楽器を作りたいと願った場合、その希望を、全く挫き、途方に暮れさせるほどの完成度を得てしまったことは、エレキギターと言う楽器を知るほどに、奇跡的であって、尽きぬ興味を抱かせるのだ!

 上の写真の楽器は、通常3つのピックアップを持つ、あの有名な、ストラトキャスターの、割と使用頻度の低いと思われる位置、三つのピックアップの真中の位置で、音を拾っているもの。

 5/28の投稿に添付した写真とアイデアは一緒ですが、こちらは、小さくても二つのボビンをもち、電化製品などと楽器の増幅器、電気系統が干渉した際に起こるノイズを軽減したハムバッカーと言うタイプです。