辻井伸行くん!奇跡のピアノ。奉祝!第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールでの日本人初優勝っ!


 すごい事なのだ。すごすぎちゃうくらいにっ!
http://www.youtube.com/watch?v=aW1yaby0-VE
この繰り返しのあやふやな主題から、現代音楽がかったひねくれたリズム。メロディだって、一癖もふた癖もある、譜面があったって、極めつきの難曲。ショパンやリストの難曲は、やはり技巧の極致ではあるものの、耳に馴染みやすい、古典の王道を遠く外れたりしていないメロディだったりするわけよ!そ・れ・をだよ!音を全部、耳で採り、覚え、自分の表現として、人の心を打つ。これを大変な事としなくて、何を大変な事と言うかね。
 お父様の、インタヴュウより。「その次の日から、また、目の見えない生活で良い。一日だけ、家内(伸行君のお母様)の顔が、見たいのだ、といわれた事があります」と言葉を詰まらせた。

 40年ほどギターと言う物を弾いてるあたしゃ、いまだに指板を見てないと演奏が覚束無い。