キリストの墓…???

 弟子の裏切りに合い、磔になったのは弟のイスキリと言う人物で、キリストは難を逃れて、海を渡り、なんと日本へ…、などという話ばかりを、実(まこと)しやかに掲載している雑誌があった。源義経が、追っ手を逃れて、大陸へ渡り、蒙古をまとめジンギスカンになったり、童謡カゴメカゴメは宝のありかを示す暗号だったりするのだが…。

 青森県の戸来・へらい(この地名もヘブライ由来なのだという…)と言う村では、出産は馬小屋(小屋のひさしの下にはダビデの星っ!)で行われるきまりがあり、キリストの墓が現存し、キリストの墓守りやら、本人の子孫まで、家系として残って、続いているのだと言う。伝承の民謡は、ナニャドヤラと言って、古代ヘブライ語で訳せるのだと言う話も、本気にはせずとも、面白い話題として、ずっと記憶していた。

 今日、途中から見たNHKの番組、「新日本紀行 ふたたび」という番組で、その地方(今は新郷村というらしい…)の、その伝承を映像に収めたものを放送していたのには、いささかたまげた。

 年一回行われる、村の祭りは、キリストの霊を慰める物であり、神主が十字架を清め、キリストの子孫の男性は奉納の舞を次世代にも伝えたいと研鑚を重ね、盆踊り風にそろいの浴衣で、かの墓の周囲を回りながら踊る女性たちのすそには、お揃いで、なにゃどやら、と染め抜かれている。若い村人達の舞う獅子舞も、もちろんキリストの霊を静める為の物である。

 ・・・・・・・・・・う〜っむ!是非、ローマ法王などにもコメントを頂き、4月一日あたりに再放送してもらいたいぞっ!