Thomas Zehetmair トーマスツェートマイアー の来日。

 演奏を通じての知己、eijiさんにお教えいただいた、オーストリアのヴァイオリン奏者、Thomas Zehetmair ‐トーマス ツェートマイヤー氏の来日公演。本日、10時から電話予約が始まり、来年三月の終わりに行われる。

 イツァーク パールマンの演奏で初めて聴いて、その技巧と、迫力に陶然とさせられた、パガニーニ、24の奇想曲(カプリース)。

 二十年ほどの間に、随分と、新旧、色々な演奏家の作品、録音年度、演奏楽器の違う物を求め、聴き比べ、2年程前に、とうとう、という感じで辿り着いたのが、氏の演奏であった。

 その間、パガニーニ本人直系、ひ孫弟子にあたる、ジュゼッペガセッタ氏の、戦前の録音 (24曲中、9曲に過ぎないが・・・)には、特に強く打たれて、長くその録音を最上のものと思ってきた。http://homepage1.nifty.com/classicalcd/cdreviews/2002-2/2002092201.htm

 そして、来年三月の公演当日、53歳となっている私が、経験できるであろう(わっかんないもんね、こればっかりは・・・)、最高峰と自分の感じる演奏家の、これまた最高のヴァイオリン曲と感じるパガニーニ、24のカプリースなのである。

 場所は・・・、武蔵野市民会館、500席に満たない小ホールである。一時間にわたって、電話予約するべく、電話をかけつづけた末に取れた席は、やや下手よりではあるが、8列目だそうである。料金は6千円!だって・・・。・・・いいのかな・・・。