戻ってきたのか、羽田空港?

 一部の国、状況を除いて、羽田からは、国内にしかいけなかったんだよな、そして、不便極まりない遠方、電車を使って利用する場合、荷物を横にし、押しながら通るなど不可能な幅の改札ゲートを通らされ、楽器など持ってれば、犯罪者かテロリストでも見るような目でねめつけられ、食事をすれば、クソ不味く、法外な料金をふんだくられ、あげくの果て、空港使用料なんてのを取られる、あの田舎臭い成田空港に、その機能を、奪われたのだった。

 思えば、ロマンティックな場所だったよな。出発ロビー右のエスカレーターを登った先、ラウンジでは、夜景に離発着するジェットを見ながら、ソファに深々と座って、大人の気分でお酒を飲めた。その奥の中華料理なども、美味しかったし、一階の左手にあった、ざっかけない大食堂で出していた、牛もつ等を、ストロガノフのように、トマトベースで、煮込み、サワークリームで味を調えた(らしい)、シチュウ状の物を掛けて喰う、ご飯が秀逸だったりした。

 ここから初めて外国に行き、恋人を、泣く泣く送り出したりしたのだったなァ、32年ぶりだって! じじいだなぁ。

 もう、飽きちゃったのだが、今年の半分ほど血道を上げつづけた、スロットカーのサーキットがあり、3Dのプラネタリウムなどあるらしい。 埼玉から出かけてみちゃおうかなあ。