地デジ化、余禄

 マギースミスと言う女優をご存知だろうか。地デジ化で、おまけのように付いて来た、放送大学Tokyo MX、テレビさいたま、TVKなどの、受信可能となった電波で、独自の放送形態を楽しむ事が、できるようになった、我が家の受像機。

 いつぞや、見逃していた、「眺めのいい部屋」 A room with a view http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%BA%E3%82%81%E3%81%AE%E3%81%84%E3%81%84%E9%83%A8%E5%B1%8B と言う、劇場用映画 を、今日、たまたま見ることが出来た。

 そこに、主人公のシャーロットという若い娘の、後見人として出てくる女性が、マギースミス。この人は英国では、よほど、人気女優らしく、僕が英国映画を観ると、偶然であろうけれど、相当な頻度で出演している。百年程前の時代設定で作品が作られる場合、その端正だが、幾分禁欲的に見える顔つき、その当時の中流から、上流階級の英国女性のたたずまい、仕草が、とても似つかわしいようで、少し、イーデスハンソン似の面差しは、近年、ハリーポッターシリーズで、マクゴナガル先生として、世界中に知られていった、のだと思う。

 「ラヴェンダーの咲く庭で」 http://www.kadokawa-pictures.co.jp/official/lavender/  と言う作品では、静かな田舎住まいの姉妹が、遭難し、浜に打ち上げられた、異国のヴァイオリニストの青年を、助け、世話をするようになってから、今まで、封じ込めていた、自らの性の部分に、姉妹が目覚める、という設定であったが、禁欲的な彼女のムードが、却って、非常になまめかしい物と映った。



 ごはんを、たくさん食べよう、と言う、子供用キャンペーンなのか、大手TV局では、目にすることも無い、ごはん怪獣、ぱっぷ(なんのこっちゃ…)の短いCM?やら、何度目の再放送なのか、見当もつかない「天才バカボン」などに、高校三年生の娘は夢中である。