嬉しいっ!

 旧い友人、いまや売れっ子女優の余貴美子さんに、彼女がナレーションを務めた、被災地復興のドキュメンタリー番組が、素晴らしかったとメール。返信に、今、長崎平戸という所で、仕事、高倉健さんと、ご一緒。超カッコ。(流行りのことばの真似であろうか…不明)と。

 高倉健さんのお歳を考えれば、今後、それほど沢山の作品を、余さんが、高倉さんとご一緒出来るとも思われず、彼女は役者として、貴重極まりない時間を過しているのではなかろうか。 

 倉本聰さんの作品に使って頂き、-25℃となる、北海道の現場から、それでも元気に連絡をくれた時、そして、「あたし、ちょい役(後で見てわかったのだが、出ずっぱりの大切な役である)なのにアカデミー賞の授賞式(おくりびと-アカデミー賞外国映画賞)まで、付いて行っちゃったよ〜」と、聞いた時よりも、ある意味嬉しい知らせだった。汲めども尽きぬ、名優との、ある意味、夢の共演である。

 若い日、僕が音楽を担当した、小さな芝居小屋で、そのキャリアを始めた余さん。随分遠くまで来たね。

 その晩、オンエアの松本清張サスペンスドラマ「鉢植えを買う女」見てね、と有ったメールには、テレビ東京12chで9時から。だって!  ・・・もうずいぶん前から、12チャンネルじゃないのになあ